会議中にメモをとるな


あけましておめでとうございます。今年もほそぼそとブログを更新しようかと思います。三ヶ月に一回くらいは思考を挟んだエントリーを入れようと思いますが、日々のエントリーはただのメモ。


今日買ったのは、三田紀房『「売れ残る時代」の転職術』、ドラッカー『経営者の条件』。ドラッカーいいね。面白い。面白いからあの赤本?のやつ全部読みたい。


三田さんのは、エンゼルバンクを文字で読んでるみたい。友達10人の法則とかね。最近、ご飯を食べた友達10人の年収の平均が次の転職先の年収とほぼ同じ。要は、上に行きたきゃ、上と付き合わなきゃね、ということ。


あと、大手企業とベンチャーの違いが面白い。特に、大手企業の企業内特殊スキル。


入る前は、このスキルをバカにしてたけど、実際仕事できる人はこのスキルが半端なく長けている。誰にどう聞いたら問題が解決できるのかを熟知してる人は強い。


大手では、自分の熟知できる範囲を大きく超えてレベルで仕事が進む。一人で仕事は完結しないし、サービス内容も細かいところは主幹しか分からない。仕事は組織を前提に進む。


なので、新入社員の時に誰もが企業内特殊スキルではなく、一般的なスキルを身につけたいと思おうが、現実は許してくれない。


次にドラッカー『経営者の条件』。まだ読んでる途中。けど、面白いのが、GEのスローンの逸話。スローンは会議でメモを一切とらず、分からない点を聞くだけ。会議が終わると、結論と宿題、担当者と締め切りのメモを書き、全員に渡すらしい。


Mゼミの時に、先輩がゼミ中にメモを書かず、質問する内容だけ書くようにした、という話を思い出した。内容をメモすると、話を聞いて、理解して、書き写すことに集中してしまう。だから、質問する余裕がなくなる。


どうせメモしても見直さないから、ゼミが盛り上がるように質問を考えることに集中する、と。


正解!