問題解決力こそ問題である。


ドラッカーを読み進めている。ドラッカーが繰り返し主張することに、問題ではなく機会、弱みよりも強みに注目しなければならない。


ふと日本の状況を見ると、機会よりも問題に着目しろと言われる。問題を発見し、解決することが成熟社会でのスキルと言われる。


成熟社会と問題発見、問題解決スキルは相性がいい。なぜなら、成熟した社会やビジネスではイノベーションではなく、改善に重きが置かれるからだ。改善とは、日々の問題を解決していくこと。


他方、ドラッカーは問題よりも機会に注目する。むしろ、問題ばかりみて、組織が閉塞するデメリットを指摘する。


私もそう思う。問題よりも機会を、弱みよりも強みをみて、仕事に取り組みたい。