googleは本当に勝利するのか?


スマホOSベースでiOSよりもAndroidの販売比率が増え、段々とgoogleの勝利報告があがるがほんとにこのまま続くのだろうか?その答えはノーだろう。googleのアンドロイドの狙いは、OSを支配することでgoogleの商材をユーザに利用してもらい、そのから情報を拾い、ビジネスユースをするためだ。例えば、グーグルアースでこんなことを考えられないだろうか?


通常グーグルアースの反応は次の2つである。世界中の観光地が見れて嬉しいというものとネットでみただけで行った気分になる若者論。しかし、ビジネスユースまで考えると人々の検索履歴が増えている場所は関心が高まっているため、例えば観光需要が増えていると推定できる。その情報をもとに、観光業にこちらが流行りますよとアドバイスし、アドワーズなどの広告単価つり上げに使う。または、流行始めている場所に投資する。


しかし、今アマゾンのキンドルファイアーがandroidを下層レイヤーのみ利用し、アプリケーションレイヤーで無視する行為に出ている(らしい)。要は、端末側で制御し、グーグルのビジネス展開の窓口であるプリインアプリを消去してしまってるのである。


これは今後の端末メーカーの一つのトレンドになると予想されている。日本ではandroidをいじることをガラスマと揶揄する傾向があるが、今後の世界的トレンドはサムスンなどが自社仕様にホーム画面を変えていくと言われている。


googleが今六本木でモテるcoolな企業であることは間違いない。しかし、このビジネス展開ははやい。もちろん、今も世界の中心はアメリカであり、その底力は半端ではない。やつらにアジア勢が創意工夫で勝てるのか不明である。iTunesgoogle play並のサービス展開可能か、など。ただ、今私たちはアメリカに勝てるかもしれないチャンスの中にある。