退職するか否か

日本のエレクトリニック大企業が早期退職者を募集している。NEC、ソニー、シャープ、パナソニックなどである。条件は40歳以上をバーにしているが、「優秀?」な若手も転職しているらしい。よく会社がやばくなると優秀な人から辞めると言う。私は内部事情を知らないし、確かに優秀じゃない人は転職できずに残るから正しい指摘なような気もする。


しかし、私が上述の会社の若手社員ならやめないね。第一に、転職者が多くいる時にマーケットに出れば安い買いたたかれるに決まってる。例えば、中国系企業に買いたたかれる。後は国内の企業だって足元みて面接してくるに決まってる。第二に、人員調整し、福利厚生なども下方修正され、会社が健全化されれば、自分にチャンスが回りやすくなる。



もちろん、今転職すべき理由もある。この流動性を利用して、イケイケなファーウェイなんかが日本市場を狙って、人材を漁っているからである。もちろん、内実はNTT、KDDIソフトバンクなんかとツーカーな人材をリクルーティングして、内部に入りこむことである(BY日経新聞)。


更に、日系企業には途上国のシステム受託の実績がある。そういった実績ある社員をリクルートし、東南アジアのマーケットに進出する手もある。日本の人材を利用しようという機運が高まっているのは間違いない。



またまた、これが一番重要なんだが、自社が倒産するリスクももちろんある。倒産した時に転職するのが一番辛いだろう。ミニマックス戦略を取るのであれば、転職するだろう。



さて、明日は我が身である。いつ私も首を切られるか分からない。